2012年05月15日

いよいよ『こころのひだまり映画祭』


 サポーターのみなさま。いかがお過ごしですか。事務局の北川です。先週末は茨城県の潮来に会議で行ってきました。会議後に、あやめがぼちぼち咲き始めた水郷を船で巡ってきました。春の風と日差しが気持ちよかったです。

 あやめ、はなしょうぶ、かきつばたは親戚ですが、星野冨弘さんに「かきつばた」という詩があります。『黒い土に根を張り どぶ水を吸って なぜきれいに咲けるのだろう 私は大ぜいの人の愛の中にいて なぜみにくいことばかり考えるのだろう』 世の中いやになってしまうことも多いですが、気持ちは崇高でありたいものです。

 崇高と言えば、大田堯さんのトークは多くの参加もあり、とても示唆に富むものでした。映画「かすかな光へ」の中で、大田さんは『夢に生かされている』と語っていましたが、その通りの方でした。

 さらに、『夢』と言えば人種差別の撤廃を求めたキング牧師のあの有名なワシントン大行進での『I have a dream』の演説に代表される1960年代のアメリカの公民権運動を黒人家政婦の目を通して描いたヒューマンドラマ『ヘルプ』が7月に深谷シネマで上映されます。絶対のおすすめです。お見逃しないように!

 さて、本題。いよいよ『共生こころのひだまり映画祭』が20日(日)からと迫ってきました。盛りだくさんのプログラムも決まりました。まだまだボランティアが不足しています。お力をお貸しいただける方はご連絡下さい。

 昨日は参加していただく深谷特別支援学校の先生が下見を兼ねていらっしゃいました。サポーターの塚田さんとで対応しました。5つのパート(木工・革製品・パン・農作物・・・)があるそうで、それぞれのパートで参加して下さいます。先生の言葉。「自分たちの作った作品が多くの方の目に触れて、お買い求めいただくと自信につながるのです」 

 塚田さんと大谷さんの演奏で、歌って踊って、楽しみにしているそうです。私の学校の大道芸愛好会のメンバーも練習に熱が入ってきました。『まずお互いに知ること』 すべてはそこからスタートするかと思います。深谷シネマが、そのためのみんながこころを開放できるような小さなひだまりになるとよいですね。

 地元の煮ほうとう研究会に出店依頼をしていましたが、ほかの予約が入っているそうで、残念ながら今回は難しくなりました。特別支援学校の生徒さんが楽しみにしているそうですので、『深谷シネマ特製煮ほうとう』を竹石シェフを中心につくることになりました。お手伝いいただける方、ぜひよろしくお願いいたします。当日(20日・26日)は10時集合です。

 スマホで3000本の映画が月額590円で見放題というサービスが始まるそうです。映画を観る環境は若い人を中心に変わっていくでしょう。その際に、深谷シネマが果たす役割は何なのか? 様々な文化へのとびらを提供することと人間の鎖というネットワークという付加価値を映画鑑賞につけることかと、私は思います。サポーターズクラブの出番かもしれませんね。

 では『共生 こころのひだまり映画祭』で!



posted by わたりどり at 17:09| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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