2012年02月28日

3月号マンスリー・ポスターできました     3月2日に交流会開きます

 こんにちは。事務局の北川です。まだまだ寒いですが、みなさまお元気ですか?
 
 3月号のマンスリーとポスターができました。ご都合の良いときに深谷シネマまでお越しください。みなさまの地道な広報活動によって深谷シネマは支えられています。どうかよろしくお願いします。私は、「こころのひだまり映画祭」の関係で深谷近隣の作業所をまわっているのですが、「深谷シネマは移転してから行っていなくて・・・」という声が多くて、まだまだ移転後の魅力のPR不足だなあと感じています。ぜひ、身近な方から広報お願いします。

 さて、次回の交流会は3月2日(金)19時〜 深谷シネマ隣の七つ梅母屋にてです。楽しく交流しながら、深谷シネマを応援する方法を考えましょう。参加お願いします。
 
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映画に観る憲法

映画にみる憲法の精神  第12回
 『いのちの山河 〜日本の青空U〜 』 
(2009年/日本/120分/監督:大澤豊)

 年間200本ほど映画を観ますが、涙が頬を伝う映画に出会うのは年に数本です。この
映画もそのうちの一本でした。主人公の崇高な精神と生き様に。
 岩手県の山間に位置する小さな村・沢内村では、長年、豪雪・多病・貧困という大きな
問題を抱えていた。そんなある日、長く無医村であったこの地で、父・晟訓(加藤剛)か
ら医者になることを期待されながらも村を離れていた深澤晟雄(長谷川初範)が妻のミキ
(とよた真帆)と共に帰郷する。昔と変わらない悲惨な村の状況を目にした晟雄は、何と
か村をよくしたいという気持ちが湧き上がり、自らの信念である“生命尊重”の在り方を
説き、沢内村村長となった。いよいよ村民の医療無料化に踏み切ろうと決意するが、国民
健康保険法違反という壁に突き当たってしまう。だが、晟雄は村民の生命を守るため、全
国に先駆けて何としてでも実現させようと、国民の生存権を規定した憲法25条の精神を
盾に推し進めていく。こうして“生命行政”に徹した深澤村政は、全国の自治体で初めて
60歳以上の村民と乳児の医療費を無料化、全国でも最悪の乳児死亡率だった村が、全国
初の乳児死亡ゼロという偉業を達成するまでになるのだった……。(HPより)
 ここでは日本国憲法第8章の「地方自治」を考えてみたい。日本国憲法第92条には、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める」と定められており、それに基づき、「地方自治の本旨に基いて、(中略)地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を図るとともに、地方公共団体の健全な発達を保障することを目的とする」とする地方自治法が定められています。
 つまり、戦前の中央集権的な国家の反省から、外交などを除いて地方のことは地方が決める仕組みを憲法として保障したわけです。それも民主的に行われることを。
 しかし残念ながら、憲法上の地方自治の原則にもかかわらず、国(中央政府)には中央統制の戦前以来の伝統が強く残っていて、その権限と権限の基盤となる金(財源)を握り締め、地方公共団体(自治体)に委譲しようとしていません。3割自治と言われている問題です。そのため、ほとんどの地方自治体は、国が負担する国庫支出金(補助金)などに依存しているのが現状です。これは、地方行政が国の政策に大きな影響を受けることを意味しています。国民健康保険も学校教育も生活保護も、本来は国が国民に保障したものですから、国が財源の手当をすべきですが、実際は地方の財源を圧迫しています。
 深澤村長は、医療費の無料化をめざし、国民健康保険法という国家政策の壁に突き当っ
た時に、憲法25条を拠り所にしました。憲法が最高法規としての役割を発揮したわけで
す。 「憲法を暮らしにいかそう」―――かつて埼玉県庁に垂れ幕がかかっていました。
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2012年02月15日

1月交流会報告

 みなさま。まだまだ寒いですが、お元気ですか?事務局の北川です。
 
 2月3日に行われた交流会の報告です。次回は3月2日を予定しています。ぜひご参加下さい。

第9回 深谷シネマサポーターズクラブ交流会 記録
                        2012.2.3(金) 七つ梅母屋
(参加者/ 石川・田代・右島・瀬下・竹石・北川)

1)メンバー自己紹介
(@深谷シネマとの関わり A深谷シネマへの思い Bサポーターとしてこんなことがや  りた  い・・・などを中心に)

2)理事会報告(竹石)
   @認定NPOによる寄付控除を用いた賛助会員制度について
   A秩父映画会について  
   B寄居映画会について
   C経理スタッフの雇用について 非常勤職員・加島さん(水曜・土曜)
   D火曜日営業について(第1回・2回のみ)

3)マンスリー・ポスターの広め方の経験交流
   ★マンスリー2月号とポスターができています。配布よろしくお願いします。
     妻沼方面(右島)  

4)観客を増やすアイデア交流
   ☆観客を増やすのか売上を増やすのか
   ☆バランス感覚を持った作品ラインナップが必要
   ☆若い人を惹きつけるには七つ梅全体を通して清潔感が必要
   ☆中高生の無料招待は?
   ☆七つ梅の夜の魅力を増すような工夫を

5)賛助会員の増やし方

6)次回サポーターズクラブ主催イベントについて
    @「人生ここにあり!」関連イベント
      1/28(土)1回目上映後 映画館でトーク “退院して暮らしてみんべえ”
            精神障がい当事者と支援組織「明清会」スタッスによるトーク
         →とてもよい分かち合いができました
 
    B“共生・こころのひだまり 映画祭”  5月20日〜26日 (別紙)
        ☆広報体制
        ☆チラシ3月中には作成
 
    C「かすかな光へ」と太田堯さん講演会
       映画 4月29日(日)〜5月4日(土)第1回上映
       講演 4月29日(日)か30日(月・祝)13:00〜
         東蔵 参加費500円では
      *広報方法を検討
      *チラシ作成
  
    D3.11関係の映画「東京原発」@&「がんぱっぺしフラガール」A・B・C上映
        3月11日(土)
       ☆東北の被災者の話とビデオ(飯野さんのつながりで)ではどうか
         「忘れない 3.11  あの後の自分」(仮題)による車座トークは
       ☆広報は?
   
    Eオペラとピアノコンサート〈深谷シネマ支援〉(4/22(日)13:30〜 東蔵)
        ☆受付・宣伝協力
  
    F“弾き語りしましょう”(栗田さんコンサート) 4/7(土)13時〜 東蔵
       ☆受付・宣伝協力
    
    G布川冤罪事件を描いたドキュメンタリー映画「ショージとタカオ」上映と関連イベント         →今後検討

    H脱原発の行程を描いたドイツ映画「第四の革命」上映と関連イベント
        →今後検討

7)チラシ配布について

8)上映希望作品の交流

9)その他

10)当面の活動と運営

(スケジュール)
2月末  マンスリー3月号・ポスターの配布(深谷シネマに取りに来て下さい)
   @それぞれが学校・職場・サークルなどで
   A深谷駅頭は?
   Bその他に有効な配布場所は?

11)メールアドレス・電話・FAX番号などの登録確認 連絡体制の確認
   サポーター間の情報や思いの交換、事務局からの連絡などを共有するために、メーリン      グリストを作りました。下記アドレスにメールをいただければ、メーリングリストに登      録されます。経費と連絡の手間を節約するために、是非メーリングリストへの登録をよ      ろしくおねがいします。
   
  深谷シネマサポーターズクラブメーリングリストアドレス 
   fukayacinema@freeml.com  
      
12)次回サポーターズクラブ交流会 
   3月2日(金)  19時〜 七つ梅母屋にて  
 
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酒蔵の映画館 深谷シネマ   
〒366-0825 埼玉県深谷市深谷町9−12
Tel:048-551-4592/Fax:048-551-4593
[HP] http://fukayacinema.jp/
[メール] fc@fukayacinema.jp
【特定非営利活動法人 市民シアター・エフ】
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posted by わたりどり at 18:44| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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