2012年01月25日

深谷シネマサポーターズクラブ通信 

 みなさま。お元気ですか?寒くなってきましたね。事務局の北川です。私の職場は利根川沿いにあるので、4階からの眺めは冬は空気が澄んでいて素晴らしいです。上毛三山・浅間山、遠くには男体山も望めます。目を転じれば、武甲山などの秩父の山々も。

 さて本題。今週土曜日には、精神病院の閉鎖病棟を法律で廃止して社会の中での回復を目指しているイタリアの様子を描いた映画「人生ここにあり!」にあわせて、「退院して暮らすんべえ」をテーマに、伊勢崎にある就労支援施設「明清会」の方々においで頂き、トークを行います。身体障がいや知的障がいに比べて、精神障がいの当事者の話を聞く機会は少ない(それがこの映画のテーマのひとつでもありますが)ですので、この機会にお聞きして、共生のために必要なこと、妨げとなっていることなども考えていければと思っています。28日(土)10時半〜の上映後に館内で行います。映画も素晴らしい映画ですので、ぜひお越しください。

 また、延期されたサポーターズクラブ1月の交流会と新年会は2月3日(金)19時〜行います。ワイワイ交流しましょう。ぜひお越しください。3.11の週の企画を皆さんで考えたいと思っています。映画は「東京原発」を上映予定です。これまで、「脱原発」の講演会を3回開いてきましたが、ここで原点に戻って、東北の被災した方をお招きして、じっくりお話をお聞きして、「私にとっての3.11の前と後」を分かち合おうというアイディアも出ています。みなさまの思いをお寄せ下さい。

 最後にイベントの紹介を。2月26日(日)1時半より、本庄市民文化会館2F第3会議室で、朝日新聞の良心とも言える伊藤千尋さんをお招きしての憲法学習会が、本庄9条の会主催で開かれます。伊藤さんは海外特派員として世界60ヵ国を駆け回り、その経験を生かした日本国憲法を活かす(活憲)の話は、私は聞く度に元気と展望をいただけます。入場無料ですが、整理券が必要です。ご希望の方は北川までご連絡下さい。実は伊藤さんは、映画通を通り越して、映画評論家としても映画雑誌「シネフロント」の発行者でもあります。映画の話も随所に出て来ます。とても話が上手で、北川イチオシの講演会です。時間が取れましたら、ぜひお越しください。

 ではまた!
posted by わたりどり at 15:05| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月18日

交流会日程変更

 事務局の北川です。申し訳ありませんが、都合で次回の交流会&新年会を1/27から2/3(金)に変更します。時間は19時からシネマ隣の「七つ梅母屋」で行います。 楽しく交流しましょう。
 お待ちしております。
posted by わたりどり at 18:12| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月16日

脱原発世界会議

 サポーターのまなさま。こんにちは。お元気ですか?事務局の北川です。

 いよいよ22日から、深谷シネマでは、「人生、ここにあり!」と「沈黙の春を生きて」の上映が始まります。どちらも、北川イチオシの素晴らしい作品です。ぜひお越し下さい。22日の「沈黙の春を生きて」上映後には坂田監督のトークがあります。また、28日の「人生、ここにあり!」第1回上映後、伊勢崎にある障がい者の自立のための就労施設の当事者のかたとスタッフによるトーク「退院して暮らすんべえ!」があります。ぜひお越し下さいね。

 ところで、先週末に横浜で、脱原発世界会議が開かれました。いままさに私たちは岐路にあるかと思います。核の時代を終わらせ、自然と生きる未来をつくりたい。それは可能なところに来ています。世界の人々とつながれば。そんなコンセプトの世界会議です。デモに参加されたサポーターの方もいらっしゃいました。「脱原発映画祭」もありました。詳しくはネットでご覧下さい。

 そのプレ企画として開かれた、広瀬隆さんの講演会に参加してきました。4時間近い内容の大変濃い、パワーポイントを使った大変分かり易いものでした。改めて原発事故は終わっていないことを確認しました。

 3月には定期点検のため、日本のすべての原発が止まるそうです。この時、再稼働を許さない世論作り、特に立地自治体の首長を脱原発の立場に立たせることが大切だそうです。2月に朝日新書から、広瀬隆さんの最新著「第二のフクシマ」 が出版されるそうですので、詳しくはそちらで。
 講演前に広瀬さんとお話ししたのですが、日程が合えば深谷にも来て下さるそうです。サポーターズクラブで、考えたいですね。

 最後に映画の話を。現在ポレポレ東中野で上映されている、重症心身障がい者と家族、そして地域を描いたドキュメンタリー映画「普通に生きる」。本当に素晴らしい作品です。「生きるとは」、「幸せとは」という本質的なことを問いかけてくれる映画です。
 障がいをもったお母さんたちが活動をして、様々な施設やシステムを作っていきます。「初めから制度はありません。制度は必要に応じて作っていくものです」という言葉がこころに強く残りました。福祉の受け手から、担い手に。
 深谷シネマでも上映したいですね。たまたま監督ともお話しができました。
 
 今月のサポーターズクラブの交流会は27日(金)19時〜です。ワイワイ交流しましょう!!
posted by わたりどり at 18:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。